本園の教育活動は、文部科学省の幼稚園教育要領を基にした教育課程を実施し、日本国内と同等の教育を行うことを目的とする。また、海外校としての特性を生かし、広い視野と豊かな国際感覚を身につけた日本人の育成を図る。
《JJS「めざす子ども像」》
JJS全体として、2023年度の方針をまとめたものです。幼小中11年間の教育を通し、『「世界にはばたき、活躍する子ども』の育成」~インドネシアから世界を見つめる~ を目標とします。
《2023年度幼稚部基本方針》
上記目標から「積極的に学び、自他ともに大切にできる子ども」の育成を幼稚部の基本方針とし、さらに「礼儀」「聞く力・表現力」「感謝・やさしさ」「生活する力」の4つを柱とします。「学び」という言葉は、当然ながら「学習」を意味しますが、遊びや活動の中で得たものを、次のステップへ進む際に活用し、それが連続して繋がっていくことも「学び」として表現しています。
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年少(4歳児) 『バランスのとれた総合的な成長』 |
年長(5歳児) 『基礎的な学びの習得と社会性の発達』 |
礼儀 |
- あいさつの大切さに気が付き、進んですることができる。
- 異なる文化の中で生活する人たちに興味を持とうとする。
- 幼稚園での決まりや約束ごとを守る大切さを意識することができる。
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- あいさつを自己表現の一つと捉えながら、相手に対する尊重や思いやりを示すことができる。
- 異なる文化の中で生活する人たちと関わろうとする気持ちを持つことができる。
- 日本の生活で求められる習慣について知り、礼儀について意識を高めることができる。
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聞く力表現力 |
- 日本語に対する興味を育みながら生活の中で使うことができる。
- 絵本や物語に親しみながら想像する力を膨らますことができる。
- メージしたことを様々な方法で表現しようとする。
- 音楽に合わせて楽しく体を動かしたり歌を歌ったりすることができる。
- 体を動かす楽しさを遊びの中で感じることができる。
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- 学ぶ意識を持ちながら日本語に接することができる。
- 自分の思っていることや考えていることを、相手に分かるように工夫して伝えることができる。
- 様々な素材に触れ、その特徴を生かしながら好きなものを作ることができる。
- 音楽に反応しながら体を動かしたり、友だちと一緒に歌って感受性を高めたりすることができる。
- 体を動かす活動に積極的に参加することができる。
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感謝やさしさ |
- ありがとう」という言葉やジェスチャーを覚え、日常生活の中で積極的に使うことができる。
- 他者の気持ちを理解し、共感する気持ちを持つことができる。
- 友達や先生と協力したり手伝ったりすることに、喜びを感じることができる。
- 人と関わることの楽しさと大切さに気付く。
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- 「ありがとう」という言葉やジェスチャーを積極的に使い、自分から周りに感謝の気持ちを伝えることができる。
- グループ活動やチームプレイに積極的に参加し、友達と協力して目標を達成することができる。
- 友達や先生に対して、優しく思いやりを持って接することができる。
- 人と関わることで自分の世界を広げることができる。
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生活する力 |
- 手洗い・片付け・身支度など自分でできることを増やし、日常生活に必要な基本的な生活習慣を身につける。
- 片づけをしたりきれいにしたりすることで、自分の身の回りの環境に対して適切な配慮をすることができる。
- 日常生活に必要な基本的な生活習慣を身につけることで、自立心を育む。
- 自分の意見や気持ちを表現することで自己肯定感を高め、自己主張や自己表現能力を高めることができる。
- 自身の健康に関心を持とうとする。
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- 自分から進んで着替えをすることができたり、身の回りの整理整頓ができたりするようになることで、自分自身を管理する力を育成することができる。
- 友達と協力して遊んだり先生や友達に対して礼儀正しい態度で接したりすることで、周りの人に対する思いやりや配慮を持ち、協調性を育むことができる。
- 自分が使った道具や場所をきちんと整理整頓してきれいにすることから、周りの環境を守ることや、持続可能な社会を作ることに対する興味と関心を持つことができる。
- 座る・指示を聞いて用意する・時間を守るなど、学習の基礎となる行動を身につける。
- 自身の健康を意識しながら、進んで健康管理をすることができる。
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